よくある質問

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よくある質問

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成長過程にある顎の骨をコントロールすることで、抜歯せずに歯並びを整える治療です。「1期治療」と「2期治療」に分かれ、1期治療は主に混合歯列期(乳歯から永久歯が混在する時期)に行われ、成長過程にある顎の骨をコントロールして歯並びを改善させます。2期治療は、永久歯列期(永久歯に生え変わった時期)に行われ、顎の成長が完了しているため、ワイヤーやブラケットなどの矯正装置を使って歯を動かすことで、歯並びを整えていきます。

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上顎の発育不全により、歯並びの乱れや口呼吸などの症状が起こっているお子さまに対して、歯の足場となる顎の骨を広げることで、歯並びを良くしたり、鼻腔(鼻の穴)の通気性を良くしたりすることで、各種症状を改善させる方法です。
「前歯のガタガタ」「受け口」などの歯並びの乱れが改善できるほか、鼻腔の通気性を良くすることで、アレルギー体質・アトピー体質の改善、喘息の改善、姿勢の改善、集中力アップ、免疫力の向上、アデノイド肥大の改善、いびきの改善、おねしょの改善などの効果が副次的に期待できます。

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顎顔面矯正は、顎の成長期である6~9歳ごろが適応年齢となります。受け口の場合には、もう少し早い、5歳ごろから開始することになります。
上顎の骨は3つのパーツで構成されていますが、顎顔面矯正ではこれらを拡大させて固定し、パーツとパーツの間に骨ができることで上顎の骨を広げて、上顎の歯列をきれいに整えていきます。ですが、9歳を超えると上顎の骨のパーツの重なりが密になるので、それまでに始めるのが良いとされています。

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顎顔面矯正では、積極的な矯正を約2年間行った後、永久歯列が完成する12歳前後まで、簡易な装置などを使用して成長の経過を診る必要があります。そのため、6歳から治療を始めた場合、治療期間の目安は6年程度となります。
※あくまで目安で、患者さまによって異なります。

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顎顔面矯正には、「歯並びがきれいに整えられる」こと以外にも、鼻腔面積を拡大することで、鼻呼吸が確立できるというメリットも期待できます。口呼吸は睡眠の質にも影響しますし、いびきや睡眠時無呼吸症候群(SAS)の原因ともなります。健康で健やかな1日を過ごすためには、毎朝良い状態で目覚めることが重要で、口呼吸だとこれが難しくなります。
鼻呼吸には睡眠の質に繋がるほか、風邪の予防、姿勢の改善、勉強時の集中力アップ、スポーツ時のパフォーマンス向上など、健康、見た目、勉強、スポーツなどで様々な良い効果が期待できます。

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一時的に噛みにくくなるため、食事に時間がかかったり、一定期間は前歯の隙間が目立ったりすることがあります。また、一部の木管楽器・金管楽器などは歯の動きを妨げることがあり、柔道や空手のような激しいスポーツは、唇の裏側を装置で傷つけたり、装置を壊したりする恐れがあります。そのため、親御さまと中心に、まわりの方々の理解が必須となります。ご希望があれば、当院から矯正開始時に、担任の先生宛に協力をお願いするお手紙を出させていただいています。

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初めて装置を付けた時や、装置を調整した時に、歯が浮いたような症状が出て、ものを食べる時に歯の痛みを感じることがあります。通常、3日から1週間くらいでなくなりますが、痛みの程度には個人差があり、痛みをほとんど感じない方もいます。矯正治療の痛みは、小学生のお子さまでも我慢できる程度ですのでご心配いりません。

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可能性が出てきた時点で、なるべくお早めに状況をお知らせください。通院が可能かどうか判断して、難しい場合には転居先の先生をご紹介します。その際は、治療を継続するために必要な資料を作成させていただきます。

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顔の幅は約1.5ミリ程度、大きくなるといわれています。拡大を終えてすぐは、顎のサイズと顔貌のアンバランスを生みますが、思春期にさしかかる14~16歳ごろには調和が取れてきます。

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顎顔面矯正の適応年齢は、顎の成長期である5~9歳ごろのため、患者さまのモチベーションが低く、協力が得にくいうえ、一時的な疼痛、鼻出血、発音障害、審美障害をともないます。また、装置と矯正トレーニングなどをご家族の方にもご協力いただく必要があります。

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