院長インタビュー

西長堀駅徒歩すぐ、大阪市西区南堀江でお子様の小児矯正に注力されている「堀江歯科」。
当院では歯並びだけでなく、患者様のさまざまなお悩みに向き合い、寄り添った顎顔面矯正や小児矯正に取組んでおられます。
堀江 信夫院長に、歯科医師としての思いやこれからの目標など、さまざまなお話をお伺いしました。

お子様の矯正治療に力を入れているとのことですが、小児矯正への思いについて教えてください。

顎顔面矯正は歯を並べるだけでなく、鼻腔を広げる、姿勢を良くする、集中力を高めるなど、さまざまな効果が期待できます。そのため、お子様の生活面での機能改善を一番に考えて、治療に当たっています。顎の正しい成長をサポートすることは、きれいな歯並びをつくることはもちろん、土台を整えて、呼吸や姿勢にも良い影響を与えるため、適切なタイミングで治療に取り組むことが望ましいです。

顎顔面矯正では7歳から9歳（成長期手前）までを対象に、骨格のバランスを整える矯正治療の一つとしてご提供しています。

インビザライン(マウスピース型矯正)はどのような治療になるのでしょうか？

インビザラインでは、永久歯が揃ってきてから治療を始めています。7歳から9歳ごろのお子様でも治療を開始することはできるのですが、一般的には永久歯が生え揃った段階で始める方が効果はより高くなります。
治療中も見た目を気にせずキレイな歯並びを手に入れられるため、患者様の負担が少ないのがメリットです。

患者様の年齢層はいかかですか？

お子様と大人の方、半分ずつぐらいになります。
治療の流れとしては、最初は虫歯の治療から来られて、矯正治療を検討される方が多いです。
ご家族皆さまで通っていただいている場合も多く、矯正歯科に加えて、一般歯科や小児歯科など幅広く対応しています。

大人の矯正は増えていますか？

最近、問い合わせが増えている印象です。
矯正歯科は、矯正のことを深く知っていないと難しい治療になるので、当院では自信をもってご提案できるものを選択肢としてご提示しています。
患者様の症状によって治療が難しい場合は、専門とする他院へのご紹介も行っています。

患者様に接するときに、重視されていることを教えてください。

当院ではご自宅に帰られた際に分からないことがないように、画像やアニメーションを用いた丁寧な説明に努めています。患者様に説明を行う際には、iTero（口腔内スキャナー）を用いて、患者様の口腔内の状態を3D画像で見ていただき、視覚的に分かりやすく説明しています。なかにはリアルな3D画像に驚かれる患者様もいますが、虫歯の治療あとの被せ物や詰め物の説明でも活用しています。

また従来であれば、粘土のようなものを噛んで型取りしていたため、吐き気や涙を流しておられる方もいましたが、iTeroを使うと型取りもスキャンだけなので30秒程度で終わり、負担なく進められます。多くの患者様に喜んでいただいているので、今後も最新の機器を入れて患者様に喜んでもらえる治療を取り入れていきたいと考えています。

矯正を検討されている患者様にメッセージをお願いします。

当院では、患者様一人一人のお口のお悩みや思いをしっかり受け止めて、まっすぐに向き合うために、医師とお子様・親御様とのコミュニケーションを大切にしています。歯列矯正は、一度始めると中止することが難しいので、治療方針をご説明する際には、充分な時間をお取りして、不安感や分からない点を解消したうえで治療を進めていきます。

歯科医院に慣れていないお子様も安心して通っていただけるように、スタッフ一同笑顔での対応に努めています。どんな些細なことでも相談いただくことで、適切な治療へつなげることが可能です。お子様やご家族の抱える、お口のお悩みを解消するための存在として、今後も皆様の健康と豊かな生活のために貢献していきます。歯並びや噛み合わせのことで、気になること・相談したいことがありましたら、堀江歯科に相談にいらしてください。