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- 適切な矯正時期
顎顔面矯正の適応年齢
6~9歳ごろが適応年齢となります
当院がお子さまの矯正治療の一環として行っている「顎顔面矯正」は、顎の成長期である6~9歳ごろが適応年齢となります。受け口の場合には、もう少し早い、5歳ごろから開始することになります。
上顎の骨は3つのパーツで構成されていますが、顎顔面矯正ではこれらを拡大させて固定し、パーツとパーツの間に骨ができることで上顎の骨を広げて、上顎の歯列をきれいに整えていきます。ですが、9歳を超えると上顎の骨のパーツの重なりが密になるので、それまでに始めるのが良いとされています。
永久歯交換期なら前歯の隙間が目立ちません
顎顔面矯正では、一時的に前歯に隙間ができてしまう時期があります。そのため、ある程度、前歯が生え揃った後に開始すると、まわりの子の歯並びと比べて目立ってしまい、お友達から「○○君はどうして前歯に隙間があるの?」と言われてしまうことも。ですが、永久歯の交換期に治療を開始すれば、まわりに前歯がない子(生え変わりの途中の子)がたくさんいますので、隙間があっても目立つ心配はなくなります。
永久歯に負荷をかけずに治療できます
永久歯に負荷をかけることは望ましくなく、やがて生え変わる乳歯に負荷をかけるのがベストです。仮に6歳ごろから顎顔面矯正を始めた場合、このタイミングならまだ乳歯がありますので、永久歯に負荷をかけずに治療することができます。
顎顔面矯正の治療期間
6~9歳ごろから永久歯が生えそろうまで
顎顔面矯正の適応年齢は6~9歳ごろ(受け口の場合、5歳ごろ)です。早く始められれば治療は早く、それから経過観察を定期的に行い、また装置の装着が必要かどうかを判断します。